− Information − 下記の情報を掲載致しました。
・『窓と山水 光と時間の表現 山部泰司 山部杏奈 』展の情報を追加しました。
・中原司 ガラス彫刻展の情報を追加しました。
中原 司 ガラス彫刻 作品展
会 期: 2024年12月1日[日] ―22日[日]
10:00-18:00(入館は17:30まで)
休館日:火曜日(祝日の場合はその翌日)
date :December 1 sun - December 22 sun 2024
中 原 司 ガ ラ ス 彫 刻 作 品 展
2024年 12月1日(日) 〜22日(日) 10:00 - 18:00 (入館は17:30まで)
会場|ポート アート&デザイン津山 他
休館日|火曜日(祝日の場合はその翌日)
津山市出身、倉敷市在住のガラス造形作家、中原司氏のガラス彫刻作品展を
開催致します。積層させた板ガラスの塊を切削研磨加工するコールドガラス技
法で製作された作品は、重厚でありながら反射・屈折・透過といったガラスの
特質がよく反映され、視覚と空間の関係を共鳴させます。「WATER BLOCK」
シリーズなどガラスを水に見立てた煌めきが美しいオブジェや感覚的に新たな
体験を探求する作品をぜひご高覧ください。
本展が故郷での初個展となります。
中原 司 / Tsukasa Nakahara
1976 岡山県津山市生まれ
1999 倉敷芸術科学大学ガラスコース卒業
2003 ガラス工房設立(有限会社GALACO)
後援:津山芸術文化博企画運営委員会
窓と山水 光と時間の表現
山部泰司 山部杏奈
会 期: 2025年1月18日[土] ―3月23日[日]
10:00-18:00(入館は17:30まで)
休館日:火曜日(2/11は開館) 1/27, 2/12・13・26・27, 3/21
date :January 18 sat - March 23 sun 2025
窓と山水 光と時間の表現
山部泰司 山部杏奈
2025年 1月18日(土) 〜 3月23日(日) 10:00 - 18:00 (入館は17:30まで)
会場|ポート アート&デザイン津山 他
休館日|火曜日(2/11は開館) 1/27, 2/12・13・26・27, 3/21
在 廊|1/18, 2/15, 3/15, 3/16
山部泰司は自然の風景や美術史上の作品を参照しながら独自の絵画を
描いてきました。山部杏奈は自身の生活の中にある身近な窓辺から着
想を得て日本画材で描いています。山部泰司のモチーフは山水、山部
杏奈のモチーフは窓辺の風景。美術史との対話から絵画が生まれるこ
とと窓のメタファーとして豊かな空間が生まれること、現代美術と日
本画、描線の重なりと絵の具のレイヤーの重なり、歴史を横断するこ
とと内発的であることなど、両者の作品には異なる制作の視点と表現
の可能性が感じられます。
この展覧会では、相反する表現傾向を持つ両者の作品を同じ空間に展
示することで、作者間の表現の対峙だけではなく、作者と鑑賞者のあ
いだに成立する表現や対話の可能性についても考えたいと思います。
■ オープニングトーク 「 窓と山水 光と時間 」
山部泰司 山部杏奈 + 上薗四郎(元笠岡市竹喬美術館館長)
2025 年 1 月 18日[土] 14:00 - 15:30
参加費:無料 *予約優先定員30名 (お問い合せ:TEL 0868-20-1682)
■ 当真伊都子 冬の演奏会「 まどべのおとを溶かして 」
山水、そして窓辺。景色の音を描くソロピアノコンサート。
音楽に合わせたライブペインテイングも開催します。
2025年2月15日[土]14:00 - 15:00
参加費:1,000円 *現金でのお支払いとなります
*予約優先定員30名 (お問い合せ:TEL 0868-20-1682)
当真伊都子 - Itoko Toma ピアニスト、ボーカリスト、作曲家
ピアノを用いて風景や物語を描き出す、独自の美意識を貫いた作品を国内外
の音楽レーベルからリリース。クラシカルな音色、親しみやすいメロディで
リスナーを魅了し、音楽家、美術家など多方面から高く評価されている。
■ ワークショップ「 缶バッチをつくろう 」 講師:山部杏奈
光の窓に見立てた円の中に絵を描き缶バッチをつくるワークショップ。
参加費:1,000円 《予約不要》 *現金でのお支払いとなります
2025 年 3 月15日[土] ・16日[日] 両日ともに 14:00-15:00
Profile
山部泰司 - Yasushi Yamabe
父がある新聞社の通信部で記者として勤務していたときに私は津山で産まれました。
津山での一番古い記憶は母と祖母といっしょに訪れた津山城跡の景色です。その頃、
母が私をつれてしばしば散歩したのが、おそらく衆楽園の庭だったと思います。
ここ何年か再び津山を訪れることが増えて、衆楽園が私の原風景にあったことに気
づきました。美しい曲線を描く通路とたくさんの橋、位置をかえることで様々に変
化する風景、そんな衆楽園のあり方を脳裏において、今回の制作に取り組みました。
津山の街を借景にして今回の展覧会が多くの方々と交流を持てる機会になればと思
います。
1958 岡山県津山市生まれ
1983 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了
2017 第30回京都美術文化賞
2023 令和4年京都市文化功労者表彰
2024 第42回京都府文化賞 功労賞
山部杏奈 - Anna Yamabe
数年間、自宅の窓辺の風景を対象に制作してきました。
窓は、光、温度、心境など様々な要因によって常に変化し続け、見知らぬ景色を見
せてくれるモチーフです。そして、自分に最も近い内側の場であるとともに、自分
と外を繋ぎ止めるものでもありました。
今回の展示は、私にとって岡山での初めての作品発表です。作品という窓を通して、
自宅と津山のこの場所が繋がること、山水と部屋、絵画と音楽、自と他、人、光、
身のまわりの一つひとつが関わって現れる新しい景色をみられることを願っています。
1996 京都府生まれ
2021 京都市立芸術大学大学院絵画専攻日本画領域修了
2022 京都 日本画新展 2022 奨励賞・京都市長賞
2024 京都 日本画新展 2024 大賞
山部泰司 「衆楽園の夢」(2024)1303 x 1620mm
山部杏奈「並走する部屋の光」(2024)1500 x 1400mm 麻布、胡粉、水干絵具、岩絵具