アートの今・岡山 2021 U・TSU・WA うつわ
2021年 11月6日[土]― 11月28日[日]
10:00-18:00(入館は17:30まで)
火曜休館、 11/23開館、 11/24休館
入場無料
date : November 6 sat - November 28 sun .2021
「アートの今・岡山」は、岡山における現代美術の「今」の姿を紹介する企画展です。開催14回目となる本展では、暮らしの道具であるとともに最も身近な工芸「うつわ」に注目し、「人」と「うつわ」の関係を改めて見つめなおします。
「うつわ」は、水にはじまり、米や酒、茶、花など、様々なものを受け入れる存在です。古来より人はそこに美の楽しみを見出し、地域の産業に根ざした技術から生まれた「うつわ」は伝統工芸として受け継がれてきました。用と美を兼ね備える「うつわ」はものづくりの原点とも言えるでしょう。
さらに現代において、「うつわ」は様々なイマジネーションを掻き立てる存在として、自由で多様な表現へと広がってゆきます。雫を受け止める葉っぱ。精神を内包する身体。生命を育む大地。少し視点を変えるだけで、身近なモノから宇宙まで「うつわ」に見立てることができるでしょう。
本展は、岡山ゆかりの現代作家たちによる、工芸から絵画、彫刻、写真、現代表現まで幅広い「うつわ」の世界をご覧いただき、ものづくりの今とこれからについて考える機会となることを目指します。展覧会という大きな「うつわ」の中で。
主催:「アートの今・岡山」実行委員会、岡山県天神山文化プラザ、PORT ART&DESIGN TSUYAMA、笠岡市立竹喬美術館、岡山県、(公社)岡山県文化連盟、おかやま県民文化祭実行委員会
助成:岡山県天神山文化プラザ文化振興会
〈作家紹介〉
池田誠史
伊勢崎競
上西竜二
榎本勝彦
岡本常秀
尾上太一
加藤萌
金谷哲郎
小林泰子
佐藤孝洋
しばたゆり
古堅幸雄
水川創壤
森本仁
(敬称略)